陰陽五行の活用法---「水」


☯️ 五行は万物は「水」「木」「火」「土」「金」の五行から構成されるという思想です。

水は木を育て、木は火が燃えるのを助け、火は木を土に変え、土は金を蓄え、金は水を集める、水は木を育て・・・というように万物は循環していきます。

 

☯️ 五行の中でも「水」が一番大切です。

  水は万物の根源です。

 「水」がなければ人々や草木は枯れ果ててしまいますので、「水の恩恵」に対する感謝、「礼」が大切です。

 

・自然においては雨や河川を流れる物質的な「水」を意味し、草木を育て、人々を潤します。

「水」の恩恵を頂くためには河川の「治水」が大切です。

 

・人間、家族、国家における形而上の概念では、子孫を潤す「先祖の恩恵」や「血脈」を意味します。

 

 今ある私達は御先祖様あっての私達ですので、御先祖様に対する「礼」が大切です。

この御先祖様に対する「礼」が血脈における「治水」に当たり、「礼」をすることによって御先祖様よりあなたの精神に潤沢がもたらされ、日々の生活や周りの環境が好転していきます。

 また、何らかの艱難に遭った場合には、御先祖様より助けがあります。

 

☯️ 御先祖様に対する「礼」によって、天上の御先祖様より恩恵を下して頂くための「道」が通じ、その「道」を通じて「御先祖様の恩恵」が下り、子孫は、稲穂が育つように繁栄していきます。

 

子孫を繁栄させていくためには、御先祖様に対する「礼」が何よりも大切です。

 

☯️具体的にどうするかと申しますと、

・個人においては、兄、姉、父母、祖父母、目上の者に対する礼節を弁える。

 もちろん目下の者にも、人に対しては礼節を弁える。

 

・家系においては、その家系の墓参り、法要を行い、仏壇に手を合わせること。


・日本人としては、氏神神社、護国神社、靖國神社への参拝です。

 

いくつか挙げたことがあなたの精神や家系を潤すための根源ですので、実践されますと子孫は繁栄し、誇りある道を歩むことができます。